得意分野を活かせない中、悩んで足掻いた開発研修
誰もが通る道である仕事の開発研修が無事終了しました。 色々問題だらけで、自分自身の力不足を痛感する日々を過ごしました。 その分、収穫もたくさん得ることができたと思います。
そこで本記事では、仕事の開発研修を通して学んだことについて述べていきます。 何を作ったか?ではなく、自身の行動に焦点を当てて振り返りを行います。
研修内容
概要
あらかじめ定められた3つのテーマの中から一つを選択し、 そのテーマに沿ったプロダクトをチームで作り上げるといった研修内容です。
1チーム 9人でエンジニア6人、デザイナー3人で構成されています。 また、エンジニアはそれぞれ別職種でフロントエンド、バックエンド、SRE、MLなどです。
最終日には、役員に向けて発表を行い、フィードバックを受けます。(内容によっては社内で運用できるらしい)
作ったプロダクト
仕事でお世話になった社員や、対面で話したいと思う社員などが出社した時に、Slack上で通知してくれるプロダクトを開発しました。
プロダクトを作る背景として、普段からSlackやオンライン会議で業務を行っていることから、出社時に社員と交流しづらいといった問題がありました。
自身のやったこと
箇条書きでざっと述べます。
- チームリーダー
- フロントエンド(Next.js + TypeScriptでAPI通信周りを担当)
- プロダクトの課題深掘りのためのアンケート作成
- ミーティングのファシリテーター
- プレゼン資料やコードなどレビュー系
- 別職種のメンバー同士の調整
チームのメンバーが多種多様なアイディアを出し合うのに対して、私はそのアイディアをまとめる役を行っていました。
自身の取り組みにおける良い点 / 問題点
良い点
- 反対意見があった時に、メンバー同士で調整を行い、全員の合意を得たこと
- 会議のアジェンダで定めたゴールを必ず達成できたこと
- 議論を行った後にドキュメントを作り、認識を合わせを行ったこと
- 毎朝Slackの一言報告の際にユーモアを仕込み、数人のメンバーにユーモアを浸透させることで、チームの一体感を少し上げたこと
- メンバーからのコメントで、リーダーとして安定感があると言われたこと
問題点
- ミーティングの時間が長引いて、メンバーの生産性を下げたこと
- 問題が起きた時にすぐ対処できず、後回しにしたこと
- 自分の知らない領域のタスク把握ができていなかったこと(特にバックエンド)
- 時間の管理が甘いこと
- リーダーの立場を活かして、意思決定やリードする動きが少なかったこと
- 余裕がなかったため、成果物や議論に対する改善コメントが少なかったこと
- メンバーの意見を求めすぎて、優先度の低い事柄に対しても全員で決めようとしていたこと
次に向けて
まずは安定感を手に入れたいと思います。 まだ知らないことが膨大にあるので、早く現場に慣れて、安心して仕事を任せてもらえるようになる必要があります。 そのために自主的に行動し、小さくても良いので成功体験を積み重ねたいと思います。
さいごに
自身の得意分野を活かせない環境でも、チームに貢献することができました。
再現性のあるスキルではなくとも、今後の引き出しになれば良いなと思います。