全然ユーザに寄り添っていない件について
最近、私はユーザに寄り添っていないプロダクトを考案し、開発していることに気づきました。 私はユーザの課題やプロダクト視点で開発することが好きでしたが、アプローチベースでアイディアを考えることが多くなりました。
本記事では、ユーザに寄り添っていないプロダクトを考案した北海道アプリコンテストにおける活動・思考について振り返りを行い、自分の意識改善につなげたいと思います。
コンテストまでの活動
活動の流れは以下の通りです。
- 企画
- 設計・実装
- 発表資料の作成・当日発表
次に活動内容と反省点を紹介します。
企画
テーマ性に沿ったアイディアを考えるため、以下のmiroのように、カテゴリごとにアイディアを出しました。
カテゴリ間のアイディアを掛け合わせることで、より面白いアイディアを生み出す予定でした。
アイディア出しの様子
設計・実装
アプリデザインや実装は以下の通りです。
デザイナーがいないため、1つの画面のみで表現するシンプルな設計にしました。
iOSは1人、データ分析は1人という分担でした。
反省点
反省点は、2点です。
企画時の
- 課題の深掘り、分析が足りない
- 課題の解像度が低い
自分たちが開発したプロダクトには、ユーザがこのプロダクトを利用することで幸せになるかという点で欠けていました。
実際にロジックツリーで分析していく中で答えに辿り着きました。
以下の動画が、課題の解像度を上げるために参考になりそうです。
最後に
北海道アプリコンテストの振り返りを行いました。 この振り返りを通じて、冒頭に述べたアプローチベースでアイディアを考えてしまう原因として、「インパクト与えたい」という思いが先行したためと感じました。 ハッカソンやコンテストでは、アイディアのインパクトにも強く影響します。 しかし、課題ありきのアプローチになると思うので、どちらが先行しても、課題の深掘りを行う必要があると思います。