日本人でプログラミング言語を作った人の話
プログラミングは基本的に英語で説明が書かれています。
それは外国人が作ったからです。当たり前ですよね。
また、プログラミング言語は世界共通として誰でも使うことができます。
しかし、主流となっているプログラミング言語のなかに一つだけ日本人が作ったものがあるんですね。
それが「Ruby」という言語です。
まつもとゆきひろさんという方が作りました。
webサービスにも利用されていて、最近ではフレームワークのrailsを使ってサーバーサイド言語として利用されています。
では今回サポーターズのイベントで開催された「まつもとゆきひろさんによるエンジニアとしての勉強法」という講演会を聴いて学んだことを書いていきます。
目次
感想
まず、タイトルにある「勉強法」と書いてあるのでてっきり勉強法を教えてくれると思っていました。
しかし、学生の勉強法とこれから社会人としての勉強法はかなり異なります。
というのも、学生であれば満点が取れるテストがあっても、社会人はどれだけ勉強しても満点という概念がありません。
例えば、どんなに素晴らしいエンジニアになっても満点のソフトウェアを作れるかといったらNOですよね。何度も改良を施します。
今回の講演会では後者の方にフォーカスしてプレゼンされていました。
じゃあどうやって社会人は勉強すべきか。
記述していきます。
苦手より得意を伸ばす
社会人になって苦手克服しようとするとどうしても効率が悪くなります。
また、自分が苦手としていることはチームの中には得意とする人もいます。
その場合、得意な人に任せた方が効率が上がります。
じゃあ自分は得意なことを伸ばしていく必要があります。
何倍もパフォーマンスが期待できるそうです。
記憶するより把握
これは最近になって自分も気づいたことですが(結構遅い)、大学の勉強はアウトプットできないことがありました。
内容も難しくなり理解しにくい科目があります。
そんな時、ただ記憶していたということがわかったのです。
結局、わかるまで覚えて説明できたらこれは理解できたなってところまでやりました。
ここで自分の経験とマッチしていて面白く感じました。
知識よりインデックス
先生インデックスって何ですかー?って思いながら聴いてたのですが、話を聞いていくうちに理解できました。
そのまま調べると「索引」など出てきます。
じゃあ知識を持っているよりも調べる力がある方がいいの?
知識を持っていることに越したことはないですが、
常に変化していく社会では常に新しい情報を取り込まなければなりませんよね。
そういったところで生きていくのかなと。
勉強法を教えて欲しかったのになんだか抽象的だなーと感じました。
じゃあ、なぜ具体的ではないのか。
それは、差別化を図るためです。
一つの勉強法があったとして、それをいろんな人が真似したところで100%成果が出るとは限らないですよね。
だから自分で考えて探すことが重要だと。
これはメタ認知に近いのかなと思います。
最近は本当に差別化が重要だなって思います。
アプリを考えても既存のものが多すぎて作るまでに至らないことが多いです。
まとめ
今回は日本人としてプログラミング言語を作った方から話を聴きました。
社会人と学生の勉強法が違うということ、差別化がいかに重要かがわかりました。
記載していないですが、マーケティング関連の話も聞けたのでとても楽しく聴くことができました。
自分の強みを伸ばしていくことに全力を注ぐ一年になりそう。