初ハッカソンの悲劇から優勝大逆転した話
最近まで、プロジェクト学習の多忙さからあまりブログを書けていないのが残念です。
色々とバッシング食らっていたもののハッカソンにやっぱり出たかったので参加してきました。
今回はそのハッカソンについてアウトプットしていきます。
今回参加したハッカソン
詳細はこのリンクです。
結果
もうテーマにある通りですけど、優勝しちゃいました。
とても嬉しいです泣
作ったものに関しては、これです。
怒涛の1週間
1週間前
テーマがすでに決まっていたので、アイディアだけは考えていきたいと思い、1週間前から動き始めました。当然、プロジェクトのこともやりつつ...
テーマがミライの高松空港を魅力あるものにしようなのですが、明らかに難しい。そもそも、高松空港に行ったことがないため、調べた情報で考えないといけないのです。
アイディア出しは以下の流れでやりました。
1. 高松空港インプット & 技術のキャッチアップ
高松空港インプット→高松空港の特徴、高松市の現状と有名なもの、空港の課題など調査
↓
2. さらっと慣らしのブレストとポストイット
↓
2軸(地域性、新規性)を決めて再度ポストイット
(明らかに右上に欲しいのに出てこなかった)
↓
3. 地域性、新規性が高いことが条件とし、作りたいもの & 面白いものをメンバー内の投票により決定
当日
今回のハッカソンは5名で参加。開発3名、デザイナー1名、ムードメーカー1名の構成です。
ハッカソン当日、アイディア出しで最強デザイナーが面白いアイディアを出してきたことにより一気にアイディアを一気にシフトすることになりました。
(今までのアイディアが...)と思ったのですが、その提案してくれたアイディアはハッカソン向きな見せ方ができるかつ高松空港というテーマにマッチしていました。
全員納得でまた一から技術検討をすることになりましたが、全く悔いが残っていない(さ◯き)
正直、自分が技術のキャッチアップができていないままARやることになり、きつかったなと感じます。(理解に時間がかかるため)
ただ、うちのエース(愛称:アノニマス)と初参戦のサーバーサイド(愛称:自動フリック)に助けられた...。
モブプロとペアプロをやったのですが、自分とは明らかに書き方が違うので今までにない知識が入ってくると同時に問題がすぐ解決できるためメリットを実感できました。
正直、完成度は過去の中で一番自信作だったので、ダサい3Dモデルの作成とデモが失敗しなければかなり良かったと思います。(チームの皆さんすいません)
技術的な面
もちろん、SwiftでARKitを使用しました。
構成図?というかフロー?については以下になりますね。
今回はテクニカルサポーターということで5社がAPIやサービスの提供をしてくれました。
kintone APIって何?って話なんですけど、データベース爆速で作った後に外部から抜き出せるってやつです。
ARの実装の面では、
3Dモデルの実装に時間をかけすぎてしまったせいで、モデルを出してタップして喋らせるのみでした。ARKitの基本しかできなかった。
ただ、3次元空間やノードの理解は前よりも深まった気がします。
renderメソッドがいまいち理解できていなかったので、上手く時間を見つけて勉強し直そうと思います。
勝因
周りには高学歴な大学院生が多く、圧倒的に不利な戦いかなと思っていました。
しかし、なぜ勝てたのか分析すると主にこの3つだと思います。根拠が曖昧なので結果論になってしまいますが...
- 事前準備からの取捨選択
- 圧倒的チームワークの良さ
- とにかく楽しく、良い雰囲気でやること
事前準備からの取捨選択
1週間前からアイディア出し(のおかげなのか?)をやることでアイディアの比較ができたのかなと思います。
インプットもあり、アイディアもある程度出したからこそ良質なものが生まれたと思います。
ただ、事前にやってしまうとハッカソンと言っていいのかって突っ込まれてしまいそうですが。
圧倒的チームワークの良さ
これは他のチームを常に観察していた訳ではないので一概には言えないですが、
- タスクの割り振りが均等にできていたこと
- 他のメンバーへの信頼度が十分にあったこと
- できないメンバー(私)へのサポート
- それぞれで仕事を全うしたこと
これらが勝因に繋がったと思います。
とにかく楽しく、良い雰囲気でやること
もうこれしかないって言うくらい一番重要ですね。自分にとって良いアイディア出すことや良いプロダクトを作ることは「とにかく楽しむこと」と「良い雰囲気の中でやること」だと考えています。
私はそれを常に意識していて、チームの一員であるムードメーカーがかなり貢献してくれたと思います。コーディングで貢献できていなくても、みんなを笑顔にさせている(謎のスキル)ため外せないメンバーだと思います。
メンバーの一人一人、誰かのために一生懸命サービスを作り上げようという気持ちがあったと言うのは確かだと思います。「誰かのために」というのは、チームメンバー、自分、対象ユーザを指します。頭の中で考えていなくても、行動で明らかになっていました。
技術力が全てではないってこと。そしてチームメンバーが最高だったこと。
以上のことが勝因ですね。(結果論かもしれないですけど)
ハッカソンを出場し続けた理由
ハッカソンに出場し続けた理由は2つあります。
1つ目は、開発が楽しくてハッカソンが面白いと感じるからです。
2つ目は、初のハッカソンで悲惨な結果に終わり常に悔しいと感じていたからです。
2つ目に関しては、人生のターニングポイントであり、モチベーション向上のトリガーとなっています。開発が楽しいと思い始めたのもこれがきっかけ。
このP2Hacksというハッカソンがあったからこそ、今も高いモチベーションを保ち続けられていると思います。
リスペクトしている大先輩に感謝しかないです。
プログラミング初心者で初ハッカソンに参加してから約10ヶ月後に優勝するなんて全く予想できなかったことだと思います。
しかも、アノニマスとムードメーカーとは同じチームで出場していました。
お互いそれぞれのプロジェクトやそれ以外の活動で努力してきたことが活かされてよかった。
まとめ
今回の優勝したハッカソンは完璧で成功したかと言われるとそうではありません。そもそもハッカソンで優勝することがゴールではなく、あくまで中間地点であるということです。この成功体験は必ず次のステップを踏んだ時に活かせると思っているので、忘れずにさらなるレベルアップをしたいと思います。
次は箱根旅行にかけて。